わたしが神山担である理由



じつは、最近ものすごく悩んでいることがありました。それは、「わたしが神山担でいることの意味」です。

わたしは元々、有岡の大ちゃんの担当でした。ある日突然目の前に現れたカミちゃん。カミちゃんが歌うたびに、踊るたびに、笑うたびにわたしはとてもシアワセな気持ちになったし、とても楽しい気持ちになりました。気付いたら大ちゃんよりもカミちゃんへの気持ちの方が大きくなっていって、ずるずるずるっとカミちゃんに降りてしまいました。

それからもうすぐ4年になろうとしています。カミちゃんが駆け抜けてきた10年以上の日々のたった4年しか応援することができていないけれど、お仕事が全くなくて昼間は主夫で趣味がビーズ細工になってたような時期も、SHARKの出演が決まって自信に満ち溢れていた時期も、たぶんきっと人生のいちばんのどん底を見たであろうあの時期も、これまたたぶんきっと人生の中でいちばんのシアワセであっただろうデビューも、主演舞台でキラキラ輝いている日々も、他にもたくさんの時間や出来事を見届けられて、1日1日とっても大切でとっても楽しい日々だったなと思います。


デビューをしたら、はじめのうちはファンのことなんてかえりみず、がむしゃらに前を向いて突っ走って欲しいと思っていました。そしてたまに振り返って、目線を合わせてくれる、それだけでシアワセなんだろうなと思っていました。
元々わたしは、カミちゃんから発される「言葉」が大好きでした。たまにアツすぎてお米先生とかひまわり先生とかイジられちゃうこともあるけど、一生懸命考えた等身大の言葉で伝えてくれることがとても嬉しかった。
目を瞑りたくなるくらいアツすぎるカミちゃんが好きだった。

だけど、

上手くは言えないけれど、カミちゃんから発される言葉や態度には、わたしの心の中に響くすものがどんどん減ってきて(でも、現場でカミちゃんを見るとブワっと気持ちが盛り上がる。)、その反対に、ここ最近わたしの目には大ちゃんがとてもとてもキラキラして見えるようになってしまった。



そもそも掛け持ちというのはダメなことだ、とされる時代にオタクをしていたので自分の中でもその心が根付いてしまっています。
きっちり同じ気持ちできっちり同じ額を年間で使える気が全くしないし、それができないと、どちらともの純粋にひとりだけがすきな方々にとっても失礼だなっていう罪悪感に勝つことができません。

好きなら好きでいいじゃん!はわたしの選択肢にないのです。

でも、いまは、掛け持ち(というかもうみんながいろんなグループのいろんなコンサートに行くこと)に対してそんなに厳しい意見が出るような世の中ではなくなってきています。

もう、カミちゃんはJr.じゃ無くなっちゃったから、今までのわたしのようなスタンスの応援は必要ないと思うんです。(本人も俺がすることを見守ってて的なことを言ってたし…)でも、わたしにとって今までの応援のスタンスはそんなにすぐには崩せないし、だから、なかなか上手くテンションを保てないし、って言うのをずっとずっと繰り返していました。

でもそんな心の隙間にスーッといつも大ちゃんが入り込んできて、癒されて、満たされます。でも、でも、何かが違うし、何かが足りないというのは自分でとってもよくわかって、これはただの逃げなのだとまたモヤモヤして悩んでしまいます。

きっと、掛け持ちになって大ちゃんとカミちゃんを見ている方がきっと楽しいと思う。でも、楽しい思いよりも悩む時間が多くなっているのにどうしてここまでして、神山担にこだわるのか。

自分でも、なんでなんだろう?と不思議でなりません。でもきっと、わたしが見てきた過去のカミちゃんが全て引き止めるんです。そして、過去のカミちゃんをみていると不思議と、まだこれからもカミちゃんが「7人でよかった」と笑っている姿を、シアワセそうにメンバーにいじられている姿を、ひとつひとつのお仕事を見ていたいなと思うんです。

きっと、これからもこうして悩むことが増えていくんだろうなと思います。だけどその度にきっと、カミちゃんの未来を夢見て、また、「自分が神山担でいたい理由」を導き出すのかなとも思います。


悩みすぎて忘れていたけど、わたしにはカミちゃんを応援し始めた頃からの夢があったんだった。

「カミちゃんが満員のドームの真ん中でソロを歌う姿が見たい」


この夢が叶う日までカミちゃんを見ていたいなと、言葉にすることであらためて思えた。


すっきり!とまではいかないけど、さっきも言ったけどきっとまた悩むけど、その度にこのわたしの言葉を読み返して、今までカミちゃんが見せてくれたキラキラな日々を思い出して、また、初心に帰りたいなと思う。



きっとこんなにヘビーにおたくをする必要はないんだろうけど、わたしには楽しみはこれしかないから、これからもヘビーにおたくをしていきます。この笑顔をいつまでも見ていたいから。



f:id:hm835:20151117234523j:image