「双眼鏡を使って孤立せずに」という自担の言葉にしばらく悩まされたわたしが今思うこと。

はてなブログを見返していたら1年ほど前のこの時期に同じようなことでものすごく悩んでいたのにびっくりした。今回は「掛け持ち」ということではないけれど、前回掛け持ちして楽になろうかなと思った時の感情と同じ部分が多かった。

わたしが悩んでいること。すごく小さいことだろうしどうだっていいよってことだろうけど、わたしにはどうでもいいことではないし「そうだよね〜ごめんねそうするね〜」という感情だけでは片付けられなかった。

 

「双眼鏡を使って孤立せずに」

 

きっと何にも考えずに打った言葉だと思うしただひたすら舞台を良いものにしたい思いから打った言葉だと思う。それはとてもよくわかる。し、そういうところは本当にいいところだなと思う。ただ、言葉の使い方が悪い。双眼鏡は私達にとって応援するにあたってとても大事なものだとわたしは思う。特に神山さんのようにパフォーマンス系の担当の人たちにとってはなくてはならないと思う。それを知ってか知らずか、理解していないような発言を平気でするような人だったんだなとショックだった。それに何より、今回出ている俳優さんが素晴らしい方々なので個人的には神山さん以外もよく見ていて、ひどい時は神山さんを見ることなく他の共演者の方を見ていることもあるくらいだった。

きっと神山さんが思っていることと私たちが思っていることが交わらずに(こちらは交わろうとしてる)、そのまま真っ直ぐ進んでしまうから今回のようなことになる。他の同担のみんなはどう感じたのか何も言わないからわからないけどわたしはすごく残念だと思った。何度も言うけど昔からそういう人だったのかなって思った。でも何となく最近言葉が優しくないし、良くない態度なこともある。これはわたしの基準だしみんなと違うと思うから当てになるのかはわからないけど、わたしはそう感じる。

昔に戻って欲しいなと、最近たくさん思う。しんどいことがたくさんあったし、悔しいなと思いながら泣いたこともたくさんあった。でも一つ一つのことが嬉しかったし、本人も嬉しそうで楽しそうで、辛いなりに幸せそうだった。きっと先の見えない不安な状態がそうさせてたんだろうけど。それはわたし自身も同じで、「いつ居なくなるかわからない」と毎回思って見てた。そういう不安があったからものすごく一喜一憂した。その頃の方が楽しかった。懐古人間だから仕方ないのかもしれないけど。

でもよく考えたら昔、春松竹の時にものすごく「え?そんな顔ステージでする?」って思って動揺したことがあったっけか。あれは、アンコールを求めすぎたが故にそうなったことだからこちらに非があると思うから、まあ仕方ないけども、ここ最近の神山さんは仕方ないでは済ませられない。

もうちょっと、ひとつひとつの小さい仕事も小さいことも大切にして欲しい。もっともっと仕事を大切にして欲しい。こんなことを言い出すと苦情おばさんみたいだけど、私たちが事務所に落としたお金が自分のお給料になってること、ファンがいないと、お客さんがいないとまるきりダメなお仕事をしていることを今よりももっと自覚して欲しい。そうすると自ずとああいう言葉遣いにはならないと思う。私たちはファンである前に、お客さんだから。今回の神山さんの発言はお客さんに対して失礼ではないかなと思う。汚い言い方をすれば、お金を使っているのはこちらなので、与えられた時間をマナーの許す範囲で楽しむことは私達の自由ではないかな。度を超えていたりマナーを守れていないのならば言われても当然だけど、しっかりと守った上で楽しんでいることを「ダメ!」と言われる筋合いはないよね?

マナーの事もそうだけど、神山さんを含めWESTのみんなは守れていない人のことをいつもいう。

 

「マナーは守れていますか?」

 

いつかの雑誌で神山さんが言っていた。いつだってマナーを守れている人のことはほったらかしで守れていないことばかりを責めてくる。「ちゃんと譲り合って!奪い合いは醜いで!譲り合って!」その言葉を「いつも譲り合ってくれてありがとう〜!」に変えてくれるだけできちんと守っている人たちは「ああ、守っててよかった〜」と快く帰れる。守れ守れと言われると「何でいつまでたっても守らないのかな〜」と、モヤモヤして帰らなくてはいけない。そういう風に言葉の配慮もできるような人に神山さんにはなって欲しいなと、うるさい苦情おばさんは思います。

 

ここまで書いたことは、わたしの勝手な思いであって正しいことではないと思います。これもひとつの考え方だと思ってもらえると幸いです。たまには、担当至上主義のなかにわたしのような「ダメなことはダメ!」みたいな考え方があってもいいかな、と。今回のことはもうかれこれ2、3年溜め込んだうえでの大爆発だからわりと、わたしの気持ちの整理がつくまで時間がかかっちゃったけど、もうこれで気持ちの整理もついたし、この事については考えないし、言わない。(と、思う。)いつまでも尾を引いててもいい事ないしね。

 

 

よし、おしまい。